理学療法士みっちのつぶやき

理学療法士をしています。いろいろ役立つ情報をアウトプットしていきます。

呼吸理学療法でおすすめの本5選

こんばんは。理学療法士のみっちです。

今回は呼吸理学療法でおすすめの本を紹介します。今回紹介する本はすべて私も持っている本で、今でも読み返しています。完全に私の主観ですが、お付き合いください。

 

1.ICU理学療法

 呼吸理学療法業界では皆さんご存知の神津玲先生が編集された本です。ICU理学療法をするスタッフは必読の一冊です。呼吸理学療法は呼吸介助やスクイージングといった従来の介入も有効な場合がありますが、急性期においてはまず、早期離床と体位管理が最も重要になります。押さえておきたい基本的な生理学の内容や病態別の対応も書かれており、とても参考になる一冊です。

2.人工呼吸に活かす!呼吸生理がわかる、好きになる 臨床現場でのモヤモヤも解決!

 こちらも集中治療領域では皆さんご存知の田中竜馬先生の著書になります。初めて読んだときに正直、衝撃を受けました(笑)。とにかく呼吸生理がわかりやすい。これにつきます。学生時代にこの本があったなら・・・そう思わせる一冊です。

3.ICUのための呼吸理学療法 早期離床を目指す理論と実践

 こちらは少し古い本になりますが、ICUでの呼吸理学療法の先駆け的書籍と言っていい一冊です。医学書はやはり新しい本の方が情報が新しく、有効なのですが、こちらの一冊は今でも参考に出来る内容が多く書かれています。今と昔、変わったこと、変わらない事、先人の知識や考え方を知る上でも、一読の価値ありです。

4.呼吸ケア第3版 リハ実践テクニック

 こちらの一冊は何といっても写真が多く、わかりやすい!特に評価や理学療法アプローチ、ADL指導に関しては網羅的に記載されており、写真もあるのですぐに臨床で使えます。初学者でもとっつきやすい一冊で、呼吸理学療法を今から勉強したい方にオススメです。

5.人工呼吸器離脱のための標準テキスト

 人工呼吸器管理の患者さんの理学療法をするなら外せない1冊がこちら。なんといっても人工呼吸器管理が身体に与える影響を詳しく書いてあり、またウィーニングに向けた評価や具体的方法についてしっかり書いてあります。急性期病院で人工呼吸器管理の患者さんに理学療法するという事はほとんどが人工呼吸器管理の離脱を目標にしていると思います。医師、看護師との共通認識を持っておくためにも必読です。

 

6.おわりに

 今回の5冊は私が所持している本の中から紹介させていただきましたが、このジャンルはまだまだオススメできる書籍がいっぱいあります。皆さんも自分一押しの一冊を探してみてくださいね。

Copyright ©理学療法士みっちのつぶやき All rights reserved.

プライバシーポリシー